食洗機は「節水・節約になる」とよく言われますが、実際のところはどうでしょうか。手洗いのほうが丁寧で安いと思っている人も多いかもしれません。このページでは、国内メーカーの最新データを使って、水道・ガス・電気の使用量を数値で比較します。「手洗い1回いくら、食洗機1回いくら」という実測値をもとに、家族構成や使い方による違いを具体的に見ていきます。条件を明確にすることで、本当に節約になるかをはっきり確認できます。
食洗機って本当に水を使わないの?
まず、どれくらいの水を使っているかを数字で見ましょう。
PanasonicやRinnaiなど、国内主要メーカーのビルトインタイプでは、1回の運転に使う水は約9〜12リットル前後が一般的です。
一方、手洗いの場合は蛇口を出しっぱなしで洗うと、1回あたりおよそ80〜100リットルになるといわれています。
これは風呂桶半分以上の水量に相当します。
もちろん、節水を意識して洗面器にため洗いをすれば少し減りますが、それでも40〜50リットル程度が平均です。
つまり、同じ量の食器を洗う場合、食洗機は手洗いの5分の1以下の水量で済むことになります。

メーカー公称値と実測の違い
公称値はあくまで試験条件での数字です。実際の現場では、フィルター汚れや水圧で前後します。
それでも、10L前後という消費量はほぼ変わりません。
家庭の平均水道圧(0.2〜0.3MPa)であれば、メーカーが発表しているデータと大きくはズレません。
手洗い1回あたりの平均使用量との比較
水道局の調査では、手洗いの平均使用量は約80L。
同量の食器をビルトイン食洗機で洗うと約10L。
1回あたり70Lの差があるとすると、水道代だけで年間かなりの違いが出てきます。
手洗いと比べて、水道代やガス代はどれくらい違う?
次に、水道代やガス代、電気代をすべて合算して1回分のコストを出してみます。
ここでは一般的な単価を使います。
項目 | 単価 | 備考 |
---|---|---|
水道 | 1m³あたり265円 | 全国平均 |
ガス(都市ガス) | 1m³あたり180円 | 給湯用 |
電気 | 1kWhあたり27円 | 食洗機加熱用 |
水道代・ガス代・電気代の単価設定
食洗機は、洗浄時の水をヒーターで60℃程度まで温めて使うため、電気代が少しかかります。
一方、手洗いは給湯器でお湯を出す分、ガス代がかかります。
この違いが比較のポイントです。
つまり、1回の洗い物で約25円の差。
1日1回使えば、1ヶ月で750円、年間で約9,000円の差が出ます。
さらに家族が多く、1日2回まわす場合は年間1万5,000円以上の節約にもなります。
家族の人数や使う回数で、年間の節約額はどう変わる?
ここからは実際の生活パターンに合わせたシミュレーションです。
2人暮らしの場合
1日1回運転、年間365回として計算します。
項目 | 手洗い | 食洗機 |
---|---|---|
年間コスト | 約36円×365日=13,140円 | 約12円×365日=4,380円 |
差額 | 約8,760円の節約 |
4人家族の場合
1日2回運転、年間730回で計算します。
項目 | 手洗い | 食洗機 |
---|---|---|
年間コスト | 約36円×730=26,280円 | 約12円×730=8,760円 |
差額 | 17,520円の節約 |
この数字は、光熱費の中では無視できない差です。
使用回数と節約効果の関係
1回あたりの差が小さくても、回数が積み重なるほど効果が大きくなるのが特徴です。
一方で、1日1回も回さない家庭では、節約効果は限定的です。
洗う量が少ない場合は、次の章で触れるように使い方次第で差が縮まることもあります。
給湯のタイプや乾燥モードで、光熱費はどこまで変わる?
給湯接続の有無でコストが大きく変わる
食洗機は「給湯接続」できる機種がほとんどです。
つまり、キッチンの給湯器から40〜60℃程度のお湯を取り込んで洗浄に使う構造です。
ここを誤解して「スイッチを切って水のまま使う」と、食洗機内部のヒーターがゼロから加熱することになります。
電気ヒーターで60℃まで温めるには、毎回約0.4〜0.6kWhの電力を消費します。
電気代にすると10〜15円程度。
一方、給湯器でお湯を供給すれば、ガス代換算で3〜5円程度で済みます。
給湯接続を切ると、電気代が約3倍に跳ね上がるわけです。
つまり「お湯を節約しよう」と思って給湯器を切ると、実は逆に光熱費が増える。
この誤解は意外と多く、節約目的で運転したのに結果が悪くなる典型です。

都市ガス・プロパン・電気温水器の違い
同じ給湯でも、熱源でコストが変わります。
都市ガスなら1m³あたり180円前後、プロパンは地域によって400円を超えることもあります。
電気温水器の場合は深夜電力を使えるため、1回あたりのコストは3〜5円程度と安定します。
このため、給湯接続ありで使うのが最も効率が良いという結論になります。
乾燥方式(送風・ヒーター)の電気使用量比較
乾燥モードも光熱費に直結します。
Panasonicの現行機種を例にすると、送風乾燥は約0.2kWh、ヒーター乾燥は約0.6kWh。
電気代にして約5〜15円の差です。
自然乾燥または送風に切り替えるだけで、年間で2,000円前後の節約になります。
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