
✅ 写真を送るだけ!専門スタッフが無料で診断します
LINEまたはメールで、今のレンジフードの写真を送っていただくだけで、交換が必要かどうか・適した機種のご提案まで無料で行っています。
「これって交換した方がいいの?」とお悩みの方も、まずはお気軽にご相談ください。
【あなたの家はどのタイプ?】レンジフードの種類と見分け方
レンジフードを交換する前に、まず確認すべきなのが「今、どんなフードがついているか」。
フードの形状によって、交換できる機種・工事内容・必要部材がまったく変わります。
ここでは、家庭に多い5つの代表的なタイプと、交換時に注意すべきポイントを実物写真つきで解説します。
ご自身で確認できるように、形状の見分けポイントと交換制限を中心に整理しました。
🥾 ブーツ型
現在、最も広く普及しているベーシックな形状です。
前面が斜めにカットされていて、上部に「幕板」が取り付けられています。

見分け方のポイント
- 前面が「くの字」型に切り上がっている
- 本体上部にツライチで幕板が取り付けられている
- フィルターが前面または下部に見えている
交換時の注意点
- スリム型に交換する場合、本体の出っ張りが増え、頭に当たるケースあり
- 吊戸棚との高さ・奥行バランスを要確認
- 上部幕板を再利用する場合、寸法・色のズレに注意
🧱 平型・浅型
本体の高さが非常に薄く、天井の高さに制限がある場所や梁がある場所によく使われています。

見分け方のポイント
- 全体的に平べったい形状(高さ10~15cm程度)
- 天井や梁の真下に設置されていることが多い
- フィルターが真下に並列で配置されている
交換時の注意点
- スリム型やブーツ型には高さが合わず取り付けできないケースが多い
- 通常、幕板がなく、本体のみで成り立っている
- 梁が干渉する場合、造作工事が必要になる可能性あり
✨ スリム型
現在の主流。スタイリッシュな見た目と機能性が特徴のモデルです。
整流板付き・フィルタレス構造など、清掃性の高さも魅力。

見分け方のポイント
- 本体全体が直線的で薄型に見える
- 幕板が独立していてスライド構造になっていることも多い
- 前面に整流板が付いているタイプもある
交換時の注意点
- 奥行が深くなるため、ブーツ型から交換する際に頭上のクリアランス不足に注意
- 幕板の調整で高さ調整できるが、タイルやパネルの露出が出る可能性あり
- 幕板は本体に付属していないことが多く、別途手配が必要
🦅 ファルコン型
IHコンロのように上昇気流が弱い熱源用に設計されたモデル。
吸い込み口が低く、排気効率を補うモーター構造になっています。

見分け方のポイント
- 吸い込み位置が非常に低く、手元に近い
- 本体前面が斜めに張り出していることが多い
- 整流板が手前側に角度をつけて配置されている
交換時の注意点
- 上部に梁や吊戸棚がある場合に有効だが、同じファルコン型での置き換えが基本
- スリム型への変更は設置高さが合わないケースが多い
- IH専用機種が多く、ガスでは非対応の可能性あり
🏝 マントル型
アイランドキッチンなど壁面のない空間に天井から吊り下げて設置されるタイプ。
非常に特殊で、施工難易度が高い。

見分け方のポイント
- キッチンの中央に位置している
- 天井からステンレス製の筒が直降りしている
- 側面・背面に壁がない
交換時の注意点
- 既存のアンカー・ダクト位置と完全一致が必要
- 一致しない場合、天井の解体・再施工が発生
- 本体価格だけでなく施工費用も高額になる傾向あり
⚠️ 特殊タイプ(交換時に特に注意が必要)
● グリーン排気タイプ(正面排気)
正面に見えるのがグリーン排気です。この部分から排気します。壁から排気するタイプです。交換は同じメーカーの商品での交換が基本となります。通常の製品の設置のご相談も承る事がありますが、建物の形状により大幅にプランが変わるため一度ご相談ください。
● 換気扇のみ設置タイプ(フードなし)
壁に換気扇だけがついているパターンです。壁に汚れが広がりやすくレンジフードの設置を検討される方が多いようです。現在の穴を使用してスマート型などの設置も可能ですが、換気扇タイプでの設置をおすすめしております。
● 板金フードボックス型
板金で作られている本体内に換気扇が設置されているパターンです。この場合規格の商品に交換すると幅が合わなくなる場合がありますので隙間に吊戸棚を設置するなど意匠的な部分を考慮したリフォームが必要になります。
✅ まとめ:交換前には必ず「現在のタイプ確認」を
レンジフードは見た目が似ていても、設置寸法・奥行・ファンの種類・排気位置などがまったく異なります。
合わない機種を選ぶと、設置できなかったり、予定外の工事費用がかかったりするため、まずは現状を正確に把握しましょう。
🔍 交換前に確認しておくべきフードの種類
交換を検討するには、現在設置されている製品の形状を正しく把握することが重要になります。もちろん当店でもご案内は致しておりますが、現状を正しく把握することで、交換する商品も明確になります。
後から、『やっぱりもう少しグレードを上げるべきだった』等と後悔する事の無いように、今どんな器具が付いていて、どんなものに交換が可能なのかをお店任せではなくお客様ご自身で把握されておくことをおすすめします。
レンジフードは「ファン」の部分とファンをカバーしている「フード」の部分とで構成されています。上記で説明した5つの主要タイプに加え、以下も数は少ないですが一般住宅で採用されている製品です。
💡 交換前の確認ポイント
- 現在のフードの形状と種類を正確に把握する
- 設置条件(天井高、梁の有無、壁の状況)を確認する
- 交換可能な機種の範囲を事前に調べておく
- 工事内容と費用の目安を把握しておく